3月のマルウェア攻撃は前月比201%増

プレスリリース

報道関係者各位

2022年5月26日

Vade株式会社

 

2022 年1月~3月のフィッシングとマルウェアに関するレポートを発表

3月のマルウェア攻撃は前月比201%増

「au」が、フィッシング攻撃で最もなりすまされた日本のブランドに

 

  • 本資料は、米カリフォルニア州にて2022526日(現地時間)に発表のプレスリリースの日本語抄訳版です

AIベースの脅威検出、ユーザーのセキュリティ意識向上、インシデント対応における世界的リーダーで、世界中で10億個のメールボックスを保護するVade(本社:フランス共和国リール、読み方:ヴェイド・セキュア、以下「Vade」)は本日、2022年第1四半期(1月~3月)のフィッシングおよびマルウェアの検出状況をまとめた「2022年第1四半期フィッシングおよびマルウェアレポート」を発表しました。

 

主な所見

  • マルウェアメールは、前四半期比48.3%増
  • 2022年1月のフィッシングメールは、前月比277%増
  • フィッシング攻撃で最もなりすまされた日本のブランドは「au」
  • 日本のマルウェアメールの80%が「Emotet」

本レポートでは、Eメールを媒介とするマルウェアが、2021年第4四半期に比べて世界で48.3%増加したことが明らかになりました。また3月は、前月比201%となる3,290万件のマルウェアメールを検出し、過去最大の検知数が確認された2016年11月を上回る件数となりました。

1月は世界的にフィッシング攻撃が活発化し、前月比277%増加しており、1億1,040万件のメールが検出されました。3月には前月比46%増加しています。日本では3月2日から3月9日にかけてフィッシング攻撃が急増していたことが分かっています。

日本におけるフィッシングおよびマルウェアの活動が活発化

世界で最も危険なマルウェアであるEmotetは、第1四半期に日本のユーザーを標的に猛烈な攻撃を行いました。この四半期、Vadeが日本で検出したマルウェアの80%は、Emotetでした。本レポートでは、Emotetマルウェアを送り込むために、悪意のあるWordマクロを活用した侵害メールアカウントのEmotet攻撃の概要を説明しています。

また、本レポートではフィッシング攻撃で最もなりすまされたブランドについても取り上げています。2021年の第1四半期に最もなりすまされたブランドは、Microsoftでした。2位には、モバイル通信会社のauがランクインしました。auが上位10位にランクインするのは、今回のレポートが初めてです。

レポートの全文はこちらから確認できます。

以上

 

 

Vade について

Vadeは、AI(人工知能)を用いた脅威検出とその対応技術の開発に特化したグローバルなサイバーセキュリティ企業です。サイバーセキュリティの向上とIT効率の最大化をサポートする評価の高い製品とソリューションを、ISP、MSPおよび企業に提供しています。Vadeの製品とソリューションは、マルウェア、ランサムウェア、スピアフィッシング、ビジネスメール詐欺、フィッシングなどのメールを介したサイバー攻撃から消費者、企業、組織を保護します。2009年に設立され、現在10億個以上のメールボックスを保護しています。2016年には、日本法人のVade株式会社を東京都・港区に立ち上げ、日本市場に本格参入しました。

詳細はhttps://www.vadesecure.com/jp/や、Twitterの@VadeSecureまたはLinkedInのhttps://www.linkedin.com/company/vade-secure/にて確認できます。

 

 

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