VadeとDattoはOffice 365のメールセキュリティとSaaS(サービスとしてのソフトウェア)のバックアップを組み合わせたMSPのための共同バンドルを発表

Vade
O365のためのメールセキュリティを備えたDattoSaaS Protectionは、データの損失と未知のメール脅威に対する包括的な保護をMSPに提供します

カリフォルニア州サンディエゴ—2019年6月18日—予測型メール防衛の世界的なリーダーであるVade とマネージド・サービス・プロバイダ(MSP)を介してITソリューションを提供する世界的な主要プロバイダであるDattoは、本日、事業提携の締結およびDattoの世界各地のMSPパートナーだけが利用できる共同製品バンドルを発表しました。VadeのO365のためのメールセキュリティを備えたDattoのSaaS Protectionは、Dattoのクラウド間のバックアップソリューションとVadeのネイティブなAIを基本とするOffice 365のためのメールセキュリティソリューションを結合したことによって、MSPは最も脆弱な状況でも顧客を保護し、いずれかの時点でデータを回復することができます。

 IDC1によると、Microsoft Office 365は最も幅広く採用されているメールソリューションであり、メールアプリケーション市場全体の54%のシェアを占めています。Office 365の遍在性は、プラットフォーム全体への単独のエントリーポイントを提供するユーザーの認証情報の利益の高さと相まって、Microsoftを4四半期連続で第1位のフィッシングブランドにのし上げています2。メールから発生する脅威に加えて、Office 365を使用している小規模ビジネスは、操作上の誤り、不満を持つ従業員、ランサムウェア攻撃、アプリのライセンスの取消しなどによってデータを失う危険を抱えており、中でも最も多い原因はヒューマンエラーです。

安全で信頼できるバックアップと結合したOffice 365のための高度なメールフィルタリング

Vade for Office 365は人工知能と機械学習を使って、非常に標的型のフィッシング、スピアフィッシング、マルウェアの攻撃を検知します。このソリューションは、世界中の6億のメールボックスから得たリアルタイムの脅威情報を活かしてサイバー犯罪者の一歩先を行くことによって、メール脅威がユーザーの受信ボックスに到達するのを他社の製品よりも効果的に防ぎます。Vadeの高度なメールフィルタリングとDattoのSaaS Protectionを組み合わせたこの新しい共同バンドルは、クライアントのOffice 365環境に適した、展開・管理・販売しやすい包括的なソリューションをMSPに提供します。

「Vadeとの提携によって、MSPのチャネルに同社のテクノロジーを導入できることを大変嬉しく思います。これにより、MSPは今日のセキュリティにおける最大の脆弱性であるメールに取り組むことができます」とDattoのCEOであるティム・ウェラーは述べました。「他社とは異なり、私たちの共同バンドルはO365にネイティブに統合され、世界で最も要求の高いISPで精度の高さが実証済みの高度なAIを基本とした脅威検知を提供します。これは当社のMSPパートナーの基盤に適しています。というのも、これは需要が高くて管理しやすいうえに、Office 365の成長に乗じた新たな利益を得る機会が提供されるからです。」

Dattoのパートナーシップ、新しい資金源に結びついたVadeMSP戦略の拡張

Dattoとの提携は、VadeがGeneral Catalystからの7,000万ユーロの新たな融資契約を発表した直後に締結されました。Vadeはこの投資を利用して、同社の成長と世界的な事業の拡大を計画しており、マネージド・サービス・プロバイダ(MSP)を介した企業顧客へのサービス提供に重点を置いた市場参入戦略の構築に力を注いでいきます。この戦略を実行するために、Vadeは何人かの幹部を取締役会に追加しました。その中にはDattoの資金提供者であるオースティン・マッコード、 Akamai Technologiesの前CEOであるポール・サガン、General Catalystのパートナーであるマチュー・ブレンナンがいます。Neolane社(Adobeが買収)の共同設立者兼CEOであるステファン・ディートリッヒは同社の取締役会にとどまり、会長を務めます。

「小規模ビジネスは、メールから生じる脅威の標的になる傾向が強まっていますが、これらの企業には、複雑でカスタマイズ可能な企業向けのメールセキュリティソリューションを管理するための予算や技術的リソースが不足しています」とVadeのCEOであるジョルジュ・ロティジエは述べました。「中小企業は、MSPがこのサイバーセキュリティのギャップを埋めてくれることを期待していますが、その両者にとって重要なのは、きちんと役割を果たすソリューションです。Dattoとの提携によって、私たちは、MSPが即時に有効化できる、シンプルで一度設定したら後の操作が必要ないソリューションを介して、世界的大企業が利用しているAIを搭載した強力な脅威検知システムを小規模ビジネスに提供できるようになります。」

DattoCon19で、VadeO365のためのメールセキュリティを備えたDattoSaaS Protectionについて知ろう

VadeのO365のためのメールセキュリティを備えたDattoのSaaS Protectionが、本日カリフォルニア州サンディエゴで開催されているDattoCon19会議で発表されました。Vadeのブース(No.1A)またはDatto Tech Hubにご来場ください。このバンドルについての詳細やVade for Office 365を使ってMSPがOffice 365のクライアントの保護を強化する方法についてご説明いたします。

1 IDC、「メールセキュリティ:Office 365への移行時に高いセキュリティレベルを維持する」2019年1月

2 Vade
、「 Phishers' Favorites:孤独な首位:Microsoftはフィッシング攻撃のなりすましブランド第1位の座をキープ」、2019年5月

Vadeについて

Vadeは、中小企業、大企業、ISPやOEMが、フィッシング、スピアフィッシング、マルウェア、ランサムウェアなどの高度なサイバー脅威からユーザーを保護するお手伝いをします。企業向けの予測型メール防衛ソリューションは、6億のメールボックスから集められたデータによって培われた人工知能を活用して、標的型の脅威や新種の攻撃をその最初の段階から阻止します。さらに、リアルタイムの脅威検知能力がSOCを有効にして、新種の脅威を即座に認識し、協調的な対応を打ち出します。Vadeのテクノロジーは、Office 365のためのネイティブなAPIを基本としたサービス、またはクラウドベースのソリューションや企業のSOCのための軽量の拡張可能なAPIとしてご利用いただけます。

詳細については、www.VadeSecure.comにアクセスして当社のツイッター @VadeSecureをフォローするか、LinkedIn https://www.linkedin.com/company/vade-secure/をご覧ください。

Dattoについて

マネージド・サービス・プロバイダ(MSP)により供給されるITソリューションの世界的な主要プロバイダとしてDattoは、適切なテクノロジーを活用すれば、中小企業が成し遂げられることに限界などないと信じています。Dattoはビジネスの持続性と障害回復、ネットワーキング、ビジネスマネージメント、ファイルのバックアップおよび同期ソリューションを提供し、独自のパートナーのエコシステムを形成しました。それによって、Datttoのソリューションは130ヵ国以上の国々で50万社の企業に供給されています。2007年の設立以来、Dattoは、その急速な成長、製品の素晴らしさ、優れたテクニカルサポート、および傑出した作業環境の促進などにおいて数多くの賞を受賞しています。コネチカット州ノーウォークに世界本社を置くDattoは、イギリス、オランダ、デンマーク、ドイツ、カナダ、オーストラリア、中国、シンガポールに国際事業所を置いています。詳しくはdatto.comをご覧ください。


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メールアドレス: communications@datto.com