Vadeがフィッシング認識トレーニングへの 新しいアプローチを開発

プレスリリース

報道関係者各位

2022年2月18日

Vade Secure株式会社

 

Vadeがフィッシング認識トレーニングへの

新しいアプローチを開発

Vadeが発明した自動ユーザー認識トレーニングの技術が米国特許を取得

 

  • 本資料は、米カリフォルニア州にて202229日(現地時間)に発表のプレスリリースの日本語抄訳版です

AIベースの脅威検出、ユーザーのセキュリティ意識向上、インシデント対応における世界的リーダーで、世界中で10億個のメールボックスを保護するVade Secure(本社:フランス共和国リール、読み方:ヴェイド・セキュア、以下「Vade」)は本日、セキュリティ認識トレーニングで実際の脅威サンプルを収集および生成する新しい方法の「Automated Collection of Branded Training Data for Security Awareness Training」について、米国特許商標庁(USPTO)から特許を取得したことを発表しました。

ここ数年フィッシングメールはとどまることがなく、2021年だけでも、Vadeは10億件のフィッシングメールをブロックしました。Vadeのセキュリティ認識トレーニングへの進出は、2020年にVadeの主力製品のMicrosoft 365向けの脅威検知ソリューション「Vade for M365」に組み込まれた、自動ユーザー認識トレーニング機能「Vade Threat Coach™」のリリースによって実現しました。Vadeは、高度なフィッシング攻撃の目覚ましい成長に対応してThreat Coachを開発しました。Vadeの保護するユーザーが、悪意のあるメールと接触すると、Threat Coachはアラートを送信し、そのユーザーのフィッシングに対する認識を測定して、サイバーセキュリティのベストプラクティスを強化する、ゲーム化されたユーザー認識クイズを送信します。

Vadeの最高技術責任者であり、共同発明者でもあるアドリアン・ジョンドルは次のように述べています。「フィッシングは依然として組織にとってNo.1の脅威です。私たちが幾度となく目にするのは、企業がセキュリティ認識トレーニングに何百万ドルも投資しているにもかかわらず、ユーザーは依然としてフィッシングメールをクリックしてしまい、悲惨な結果を招いているということです。ユーザーは、インシデントの1か月前でも3か月後でもなく、まさにいま受信してやり取りしているフィッシングメールについての的を絞ったトレーニングを受けることが必要です。」

Vadeが特許を取得したトレーニングに用いるためのブランドになりすましたフィッシングメールのデータの自動収集は、Vadeが保護している10億個のメールボックスから脅威サンプルをプログラムによって収集します。ユーザーのレベルに合わせた的を絞ったトレーニングを生成する、ユーザー認識トレーニングへの新しいアプローチです。例えば、ユーザーがMicrosoftのフィッシングメールをクリックした場合には、そのThreat Coachのトレーニングでは、MicrosoftになりすましたフィッシングメールとWebページが使われます。

Vadeのサイエンス部門最高責任者で共同発明者でもあるセバスチャン・グータルは次のように述べています。「Threat Coachは、他のユーザー認識トレーニングプラットフォームやツールとは異なり、Vadeのテクノロジーによってキャプチャされた本物の脅威サンプルを使用してユーザーをトレーニングします。IT部門によって用意されたシミュレーション用のフィッシングを使用するのではありません。トレーニングの内容は、トレーニングをトリガーした脅威に直接関連しています。その結果、より本格的なトレーニング体験が得られます。」

プログラムによる本物のトレーニングサンプルの収集は、フィッシング認識トレーニングプラットフォームで溢れている市場において初めてのものです。Vadeは、ブランドになりすましたフィッシングメールをプログラムで自動収集し、そのテクノロジーからフィッシングサンプルを収集します。次に、フィッシングサンプルが匿名化され、Threat Coachのトレーニングリポジトリに追加されます。ユーザーがフィッシングメールに接触すると、Threat Coachはブランドになりすましたトレーニングコンテンツを特徴とするトレーニングセッションを自動的に生成します。Vade for M365の管理者は、エンドユーザーに手動でキャンペーンを送信して、トレーニングで取り上げるブランドをリストから選ぶこともできます。

グータルは次のように続けています。「セキュリティ認識トレーニングの質は、トレーニングコンテンツの質と直接的な相関性があります。Vadeの発明により、Vadeは、保護している10億個のメールボックスからプログラムによって質の高いトレーニングコンテンツを収集して生成します。Vadeのデータは、サイバーセキュリティにおける革新の最前線に立つ市場において、明確な差別化要因になっています。」

以上

 

 

Vade SecureVade)について

Vadeは、AI(人工知能)を用いた脅威検出とその対応技術の開発に特化したグローバルなサイバーセキュリティ企業です。サイバーセキュリティの向上とIT効率の最大化をサポートする評価の高い製品とソリューションを、ISP、MSPおよび企業に提供しています。Vadeの製品とソリューションは、マルウェア、ランサムウェア、スピアフィッシング、ビジネスメール詐欺、フィッシングなどのメールを介したサイバー攻撃から消費者、企業、組織を保護します。2009年に設立され、現在10億個以上のメールボックスを保護しています。2016年には、日本法人のVade Secure株式会社を東京都・港区に立ち上げ、日本市場に本格参入しました。

詳細はhttps://www.vadesecure.com/jp/や、Twitterの@VadeSecureまたはLinkedInのhttps://www.linkedin.com/company/vade-secure/にて確認できます。

 

 

<本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先>

株式会社トレイントラックス(Vade Secure広報代理店)

担当:石田、小牧

Tel:03-5738-4177   Fax:03-5738-4178   E-mail:vs@traintracks.jp