データ損失

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データ損失とは?

データ損失とは、機密情報が組織の管理下から永久に削除されたり破壊されたりすることを指します。意図的な処理や不注意による処理、技術的エラー、システムの誤動作、外部からの攻撃によって発生する可能性があります。

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データ損失はどのように起こるのか? 

データ損失は、次のようなさまざまな手段を通じて発生する可能性があります。

 

  • 誤削除:重要なファイルやデータをバックアップせずに誤って削除
  • ハードウェア障害:ストレージデバイスの誤動作や損傷によるデータの損失
  • サイバー攻撃:ランサムウェアのような悪意のある脅威により、データが暗号化されたり削除されたりすることにより、標的となった企業データが回復不能へ
  • 自然災害:火災や洪水、その他の災害による、ハードウェアやデータの物理的な破壊
  • インサイダー脅威:不満を抱いた従業員やアクセス権のある個人が意図的にデータを削除、破壊

データ損失から組織を守る方法 

データ損失から組織を守るために、以下の対策について検討しましょう。

 

  • データを定期的にバックアップ:信頼性の高いバックアップシステムを導入して、重要なデータを定期的に安全にバックアップしましょう。
  • 信頼性の高いストレージソリューションを使用:信頼性の高いハードウェアとクラウドストレージソリューションに投資して、ハードウェア障害によるデータ損失のリスクを最小限に抑えましょう。
  • アクセス制御の実装:機密データへのアクセスは許可を受けた個人に限定し、強力なパスワードポリシーを適用しましょう。
  • データ処理について従業員向けトレーニングの実施誤削除に関連したリスクを含め、適切なデータ処理手順について従業員を教育しましょう。
  • 災害復旧計画の実行:災害復旧計画を立ててテストし、自然災害やサイバー攻撃が発生した場合にデータを確実に復旧できるようにしましょう。

データ損失とデータ漏洩 

データ損失とデータ漏洩には関連性がありますが、明確な違いがあります。データ損失は、主に、意図的か不注意によるものかにかかわらず、機密情報が永久的に削除されたり破壊されたりすることに焦点を当てています。一方、データ漏洩とは、組織の内部システムやネットワークから機密情報が暴露されることを指し、ほとんどの場合は誤りに因るものですが、意図的に行われる場合もあります。データ損失とデータ漏洩はどちらも、財務、法律、規制、評価などに重大な影響を及ぼす可能性があります。

データ損失とデータ侵害 

また、データ損失とデータ侵害は同じ意味で用いられることがありますが、異なる意味を持ちます。データ損失は機密データが永久に削除されることを指しますが、データ侵害には保護されたデータに不正にアクセスすることが含まれています。データ侵害によって盗まれた情報が永久に削除されたり破壊されたりすると、データ損失が起こります。ただし、不正アクセスがなくても、誤削除やハードウェア障害などの他の要因によってデータ損失が発生することもあります。

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Vadeのデータ損失対策 

Vadeは、データ損失を防ぐ包括的なサイバーセキュリティソリューションを提供します。当社の統合メールセキュリティスイートは、フィッシング、ビジネスメール詐欺(BEC)、メールベースのマルウェアなど、データ損失につながる恐れのあるメールから発生するサイバー脅威を検出してブロックします。また、Vade は、Vade Remote Browser Isolation(RBI)を使ってメールから発生するブラウザベースのマルウェア攻撃からもユーザーを保護します。

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