2018年に検出された8億8,000万件のフィッシングメール
フィッシングメールは、Netflix、Dropbox、Microsoft 365などよく知られたブランドやクラウドサービスから送信されたメールのように見えます。フィッシングリンクをクリックすると、被害者は偽物のウェブページに転送されて、そこでパスワードの変更や更新、個人情報や財務情報の更新をするように指示を受けます。平均的なユーザーは、ビジネス上の漏洩を把握するまで、自分がフィッシング詐欺に遭ったことに全く気付きません。
従来のメールフィルターは既知の脅威を特定するように作られていますが、それによっ て、ハッカーは、これらの製品をうまく回避するためのさまざまな難読化を用いるようになりました。Vade Secure のフィッシング対策ソリューションは、機械学習を含む人 工知能を使って、メールの送信元、内容、文脈の行動分析をリアルタイムで行います。
Vade Secure の機械学習モデルは、メー ルの内容と文脈、ウェブページ、あらゆるリダイレクト、URL 短縮ツールを含む URL やその他の難読化などの47 個のメールの固有の特徴を分析して、そのメー ルがフィッシングかどうかを判断します。
ユーザーのためにアクションや追跡を誘発することなく、ペ ージコンテンツを安全に閲覧するためにURL 内のトークンはランダムに置き換 えられます。この機能は、ダイナミックリンクやスリーパーページを利用した攻 撃を防ぐタイムオブクリック分析にとって大変重要です。
ウェブページとメールを、人間が見るのと同じように見るようトレーニングされた、VadeのComputer Visionエンジンは、QRコード、テキストベースの画像、ブランドロゴなど、フィッシング攻撃でよく使用される画像を特定します。Microsoft、PayPal、Facebookを含む、なりすましの最も多いブランド30社のロゴから、不正なものを検知できます。
30 件以上の異なるデバイスとブラウザの組み合わせ(例:iPhone 上でのSafari、Android 上でのChrome など)からページを調査して、モバイルデバイスにのみコンテンツを表示する攻撃を阻止します。
北米、南米、ヨーロッパ、アジアの4つの地域からウェブページを調査して、標的にされた場所からアクセスされた時だけコンテンツを表示するフィッシングページを阻止します。
Vade Secure は、受信後の脅威修復を兼ね備えた脅威検知機能を強化します。全世界の脅威をリアルタイムで把握で きるため、このエンジンは継続的に学習して、ユーザーの受信ボックスから自動 的に脅威を取り除きます。また、管理者は手動でワンクリックすることでメッセージを回復できます。
*Vade Secure for Microsoft 365 でご利用いただけます
自動的なサイト閉鎖:Vade Secure は、知らずにフィッシング攻撃に巻き込まれている組織と情報を共有して、素早くURL を阻止して悪意のあるウェブサイトを自動的に閉鎖します。
ブランドの警告:できる限り早く顧客に注意を促すために、Vade Secure はハッカーに侵害されたことのあるブランドとドメイン名を警告します。
IsItPhishing:Vade Secure のIsItPhishing.AI によって、ユーザーは検索バーにURL を入力すれば、自動的にそのリンクがフィッシングURL かどうかを特定できます。