新機能MSP Responseにより、MSPのマネージドセキュリティを効率化
Natalie Petitto
—6月 16 2021
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Vade for M365の最新機能についてお知らせします。
MSP Responseは、Vadeパートナーポータルの一元化されたダッシュボードにVade for M365を利用する顧客のテナントを集約します。多忙なマネージドサービスプロバイダーを支援するために設計されたMSP Responseは、MSPがMicrosoft 365のマネージドセキュリティサービスを効率よく運用できるようにする、マネージドセキュリティソリューションです。
顧客全体を一元的に調査して対応
Microsoft 365環境を標的とするメール脅威の数は、ピークに達しています。数多くの顧客における脅威を調査して対処するのは大変時間がかかり、非生産的です。また、サイバー犯罪者は一度に複数の組織を標的にすることが多いため、MSPは、脅威が複数のMicrosoft 365テナントに潜んでいるかどうかを調査しなければなりません。
MSP Responseは、すべてのMicrosoft 365のテナントからのメール ログを一つの場所に集約することでこの問題を解決します。高度なフィルタリング機能を備えたMSP Responseにより、MSPは脅威が複数の顧客に配信されたかどうかを確認し、ワンクリックで修復します。
主な機能
- 一つのダッシュボードからマネージドサービスを提供:Vade for M365のテナントすべてを管理し、Vadeパートナーポータルの統合ダッシュボードからインシデントレスポンスサービスを提供します。
- テナント全体の脅威を特定:クロステナントのメールログは、すべての顧客のメールログの集約ビューを一か所で提供し、Vade for M365のテナント全体の脅威の検索、特定を可能にします。
- 顧客ベース全体のメールを修復する:一度クリックするだけで、複数の顧客に配信された悪意のあるメールを顧客ベース全体で修復します。これは、インシデントに対応するためのクロステナントアプローチです。
MSPのメリット
MSPは当社の製品戦略の核心です。Vadeは、MSPが人員や予算を増やすことなく、マネージドセキュリティサービスを拡大できるようにすることを重視して新機能を開発しています。
多忙なMSPにとって、顧客ごとに脅威を調査して対応するプロセスは多大な時間とリソースを必要とするため、MSPを中心的なビジネス活動から遠ざけることになります。
MSP Responseは、すべての顧客のメールログを一つのダッシュボードに集約してワンクリックでクロステナント修復を提供することによって、このプロセスを合理化します。それによってMSPは次のことが可能になります:
- 顧客全体におけるセキュリティ像を把握
- 一つのソリューションでスケーラブルなマネージドセキュリティサービスを構築
- 新たに出現した脅威に対応する時間を短縮
- 貴重なITリソースを解放
MSP Responseは、Vade for M365およびVadeパートナー ポータルと完全に統合されているため、追加費用やライセンス手数料なしですべてのパートナーにご利用いただけます。Vadeのパートナーであるならば、今すぐVadeパートナーポータルにログインして、この機能を使用できます。セットアップやコンフィグレーションは不要です。