サイバーセキュリティは、MSPの成長にとって最大のチャンスの1つです。ただし、マネージドセキュリティサービスのスケーリングは、口で言うほど簡単ではありません。攻撃の規模と広がりは常に増大しており、MSPにさまざまな問題を引き起こし、企業活動を中断し、ビジネスイニシアチブを停滞させます。
なぜ規模の拡大が敵に有利に働くのか
たった1つのビジネスのサイバーセキュリティを管理すること自体が偉業です。もちろん、MSPは、数十社とは言わないまでも、複数の顧客のサイバーセキュリティを管理します。ソフトウェアからサービスまで、サイバーセキュリティは複雑です。そして、この複雑さが原因で、マネージドセキュリティサービスを提供する多くのMSPは、ビジネスの運営よりも問題への対応に多くの時間を費やしています。これはビジネスの成長を阻害する原因となります。
スタッフ、ツール、顧客、およびベンダーを管理することは、MSPが発展するために集中しなければならないビジネスイニシアチブのために割くべき時間を奪います。サイバーセキュリティの問題が発生すると、自社の管轄内であろうと顧客のテリトリーであろうと、課題はさらに複雑になります。これにより、サイバー犯罪者が優位に立ち、MSPの焦点がビジネス管理から被害対策に移ります。
- サイバーセキュリティソフトウェアの設定、監視、および保守は複雑で時間がかかります。
- 脅威の調査と対応は、収益を生み出すプロジェクトを蝕みます。
- エンドユーザがトレーニングを受けていなかったり、サイバーセキュリティプラクティスが不十分であったりすると、顧客を絶えず危険に晒すことになります。
時は金なり
時間はサイバーセキュリティに不可欠な要素ですが、MSPには時間が不足しています。（現実と仮想の両方で）ツールの管理と脅威の調査にすべての時間を費やしている場合、マージンは薄くなります。
あなたや貴社のスタッフがサイバーセキュリティツールに費やす時間は、ツールが貴社とって有用であるか、またはその逆であるかを知るための良い指標です。MSPがマネージドセキュリティサービスで成功するには、MSPのために設計されたサイバーセキュリティツールが必要です。
この電子書籍では、MSPがMicrosoft 365で管理されたセキュリティの機会を活用し、MSP専用のツールを使用してスケーラブルな管理されたセキュリティサービスを作成する方法を検討します。以下のことを学べます。
- マネージドセキュリティサービスがMSPの成長をどのように促進しているのか
- Microsoft 365がビジネス成長の最大の機会である理由
- メールセキュリティサービスから、より多くのマネージドサービスの収益を得る方法
- Vade for M365を使った安定したマネージドセキュリティサービスを作り出す方法
